第10話 今さら聞けないシースルーとは何ですか?

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ジュ〜〜〜

ジュ〜〜〜

ジュ〜〜〜

鉄板の上から美味しそうな匂いが立ち込めてきた。

オヤジはその鉄板をただただ眺めていた。

ここは由比ヶ浜海水浴場である。

前回、居酒屋島貴族で一緒に飲んだ大学の同級生カズマサが、今度はオヤジをバーベキューに誘ったのである。

相変わらずスマホゲーム以外することのないオヤジは、カズマサの提案に乗り、夏の暑い土曜日にJR横須賀線で鎌倉へと向かった。

オヤジが着いた時には、既にカズマサも到着していた。

カズマサは自身の父親から借りた車で会場にきており、車に積んでいたバーベキューセットを下ろしていた。

オヤジは、カズマサの指示に従ってバーベキューセットを組みたたていた。

ただ組み立てるだけじゃ〜つまらないと思ったオヤジは、カズマサが既におろしていたクーラーボックスから勝手にビールを取り出し、怒られながらも飲んでいた。

鉄板の準備が完了し、火起こしもカズマサが、首尾良く行い、徐々に鉄板が熱くなってきた。

鉄板から煙が出始めたところ、カズマサが、

「そろそろ野菜から焼きますか〜。」

とスーパーのビニール袋から野菜を取り出し、カボチャやキャベツ、玉ネギを焼き始めた。

それを眺めながらオヤジは、

オヤジのプロフィールアイコン「カズ君とこうしてバーベキューやるの久しぶりだね。何年ぶりだろうね?大学を卒業して以来だね。」

 

と言うと、それに対して、カズマサは、

「そうだな〜。って、ひょっとしたら始めてかも知れないよ。お前は誰とやったバーベキューと勘違いしてるんだよ!」

と若干キレ気味に話しながらも菜箸で野菜を焼いていた。

数十分後、野菜がいい感じで焼き上がり、カズマサは、

「そろそろ焼き上がったから、食べていいよ〜。俺は次に肉と野菜セットを焼くから。」

と言い始めると、もやしや既にカットされた人参などが入った野菜袋をあけて焼き始めた。

続いてクーラーボックスに入っていた牛肉を取り出し、塩胡椒をふり、野菜の隣で焼き始めた。

ビールを飲み、お腹が空いてきたオヤジは鉄板から焼けた野菜をとり、自分のお皿に置き塩胡椒を振りかけて食べ始めた。

オヤジのプロフィールアイコン「カズく〜ん、とっても美味しいよ〜。やっぱりカフェで働いていた経験が活きてるね。」

 

と感動しながら言うと、

「カフェ関係ないでしょ。おまえは、俺をバカにしているのか!」

と突っ込みながらお互い野菜を頬張っていた。

野菜も食べ終わった頃、今度はお肉がいい感じで焼けてきた。

「オヤジ、そろそろ肉もいい感じだぞ。肉はたくさん用意したからじゃんじゃん食べて。」

オヤジのプロフィールアイコン「うん、わかった!カズ君、ありがとう!」

 

と言い出すと、モグモグ肉を食べ始めた。

オヤジのプロフィールアイコン「美味しいよ〜、美味しいよ〜、美味しいよ〜。」

 

あっという間に食べきってしまった。

「久しぶりに外で食べる肉も美味しいな〜。」

と言うと、カズマサは、ゆっくりゆっくり肉を頬張っていた。

「喉乾いたな。」

カズマサは、クーラーボックスから、ノンアルコールビールを取り出しゴクゴク飲み始めた。

「あんまりうまくねーなーノンアルコールビールは。」

一気に飲み干し、今度はコーラを取り出した。

「やっぱりコーラだな。」

蓋を開けて飲み始めた。

それから二人は次々と余った野菜とお肉を焼き、お腹がすいていたのか黙々と食べていた。

「ちょうどいい感じで野菜と肉余ったから焼きそば食べるべ〜。」

クーラーボックスから焼きそばを取り出し。

既に焼いてある肉と野菜を絡めながら焼きそばを炒め始めた。

少し時間がたったころ、

「お、そろそろだな。」

とソースを焼きそばにかけ絡めて完成させた。

二人はまだ食べ足りなかったのか、焼きそばも勢いよく食べ、あっという間に完食しきってしまった。

お腹が満たされ二人は少し休んでいたら、カズマサが突然話し始めた。

「で、あれから、なんか進展あったのかよ、オヤジ。」

オヤジのプロフィールアイコン「なんかって何によ、カズ君。」

 

「それは決まってるだろ。恋愛だよ。彼女見つけたのかよ。」

オヤジのプロフィールアイコン「見つかるわけないじゃん。」

 

「そっか〜。まぁ〜前回会った時から、まだ、一、二ヶ月ぐらいしか経ってないから無理もないかもな。で、どうするの?」

オヤジのプロフィールアイコン「どうするのって?」

 

「見つける気あるの?ってかそもそも欲しいの?」

オヤジのプロフィールアイコン「それは欲しいよ〜。だって寂しいもん。」

 

「じゃ〜せっかく今日、海に来ているんだから見つけちゃおうよ。」

オヤジのプロフィールアイコン「え、え、え、カズ君、突然また何言い始めるの。やめてよ。」

 

「やめないよ。ホラ、あそこに、シースルーきたOLみたいな人達がビーチバレーやっているから声かけてきなよ。」

オヤジのプロフィールアイコン「そ、そ、それって、ナ、ナ、ナンパじゃない。無理だよ。」

 

「無理じゃないよ。ちょっといいから声かけてきてよ。」

オヤジのプロフィールアイコン「だからそれは無理だって。一度もやったことないし。そもそも、シースルーきた女性たちってどこにいるのよ?シースルーって何よ。」

 

「シースルーは、シースルーだよ。お前わからないの?」

オヤジのプロフィールアイコン「わからないよ、初めて聞いたよ。」

 

「まじか!」

オヤジのプロフィールアイコン「本当だよ。」

 

「シースルーっていうのはな、」

カズマサがいいかけた瞬間、

アパレルのプロフィールアイコン「ちょっと待った〜。」

 

大声で叫びながら猛烈な勢いで誰かがやってきた。

オヤジのプロフィールアイコン「そ、そ、その声は。」

 

アパレルのプロフィールアイコン「オヤジ、こんばんは!」

 

海水パンツを履いて水中メガネをつけているアパレルがやってきた。

オヤジのプロフィールアイコン「アパレルさんじゃ〜ないですか。こんなところで何をしているんですか?」

 

アパレルのプロフィールアイコン「なにって海水浴だよ。だって今日暑いじゃん。海に潜って魚でも見ながら悠々自適に泳ごうかなと思っていたんだよ。」

 

アパレルのプロフィールアイコン「で、シースルーの意味をカズマサ君にオヤジは聞こうとしていたよね?」

 

オヤジのプロフィールアイコン「はい、聞こうとしていました。」

 

アパレルのプロフィールアイコン「だよね。でね、シースルーとは字の如く透けてる感じの洋服のことだね。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「アパレルさん、そうなんですね。ちなみに、シースルーの綴りって、」

 

一呼吸置いたオヤジは

オヤジのプロフィールアイコン「she throughなんですかね?」

 

アパレルのプロフィールアイコン「違うよ。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「なるほど、では、」

 

オヤジのプロフィールアイコン「sea throughなんですかね?」

 

アパレルのプロフィールアイコン「違うよ。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「なるほど、では、」

 

オヤジのプロフィールアイコン「see throughなんですかね?」

 

アパレルのプロフィールアイコン「そうだよ。」

 

そう言い残し、再び、海に向かったアパレル。

アパレルとやりとりしている間にビーチバレーをしていた美人女性達はいなくなっていた。

一体アパレルは何をしに来たのだろうか?

そう疑問を残しつつカズマサとオヤジは再びバーベキューの続きを楽しんだ。

第10話 完

【今週のファッション用語まとめ】

シースルーとは
see through
sea through
she through
のうちズバリ
see through

【注意】
ファッション用語は学説、歴史などによる背景により、論理的かつ厳密な定義とは異なっている可能性がありますが、ここではアパレル業界で長年働いていた経験を元に独自の解説を行っております。

 

従って、日常、洋服を購入したり、着こなしたり、トークをしたりする分には、問題はないと考えておりますので、本エントリーをもとに、少しでも今後のファッションを楽しんでいただけたらと思います。

 

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