第1話 今さら聞けない トップスとは何ですか?

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オヤジのプロフィールアイコン「はぁ~、やべ~、今月、もう金がないwww」

 

オヤジのプロフィールアイコン「どうしよう~、給料日までまだまだ先だけど、飲みに行きたいし、タバコも吸いたいし、パチンコにも行きたい。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「困ったな~、本当、どうしよう。泣きそう…」

 

頭を抱えつつ悶々とする金欠オヤジ。

悩みつつ、スマホをいじっていると、突然なにやら閃めいた。

オヤジがこう叫ぶ。

オヤジのプロフィールアイコン「そうだ、今、スマホで物を売ることができるから、いらない物を売ってしまおう!」

 

確かに、ここ数年、スマホの爆発的な普及に伴い、便利なアプリが次々に登場してきた。

無料で通話やメッセージができるアプリ、

動画をいつまでも見れるアプリ、

写真を素敵にデコれるアプリ、

好きな曲をいつでも聴けるアプリ、

おいしいレストランを一瞬で探せるアプリ、

と数えたらきりがない。

そんな無数にあるアプリから、最近、人気があるのが、フリマアプリだ。

いらなくなった物をスマホで撮って手軽に販売することができるのが一つの特徴。

で、そのフリマアプリには、たくさんの購入者が毎日、アクセスする。

オヤジのプロフィールアイコン「ひょっとしたら、出品して物が売れたら、そのお金で生活費の足しにできるかもしれない。」

 

そう考えたオヤジは、さっそく何か売れるものがないか、狭い部屋の中を、色々探し回った。

そして、最終的に、見つけ出したのが、このボロボロになった1枚のシャツ。

オヤジのプロフィールアイコン「よし、これを出品してみよう!」

 

オヤジは、さっそくフリマアプリを起動させ、出品メニューを開いた。

そこには、たくさんではないが、少なくもない出品項目が縦に並んでいた。

気持ちを奮いたたせながら、上から順に確認していくと、まず写真をアップするところがある。

オヤジのプロフィールアイコン「よし、まずは、このシャツをスマホで撮ってアップしてみよう。」

 

カシャ、カシャ

オヤジはスマホで写真を撮り、それをアップした。

オヤジのプロフィールアイコン「よし、アップできた。次は、名前の入力か。」

 

そう思ったオヤジは、次に名前の入力を始めた。

「シャツ」

そこには、シャツとたった一言だけ書かれた冴えない商品名が表示されていた。

オヤジのプロフィールアイコン「これで、名前の入力は完了。次は、商品の詳細説明ね。」

 

名前の入力を終え、次に詳細説明を、苦手なフリック入力でいれ始めた。

「毎日、毎日、自分の相棒のように着てたお気に入りのシャツを今回手放すことにしました。」

たった一言、商品詳細にそう入力した後、今度は、カテゴリーの選択だ。

オヤジのプロフィールアイコン「次は、カテゴリーか~」

 

と言いつつ、カテゴリーをタップすると、

オヤジのプロフィールアイコン「うわぁ~~~」

 

突然、泣き叫ぶ、情けないオヤジ。

オヤジのプロフィールアイコン「ない、ない、ないー。シャツのカテゴリーがない。」

 

スマホに映し出されたカテゴリーには

「トップス」

「ジャケット/アウター」

「パンツ」

「靴」
….

と確かにシャツという項目はなかった。

オヤジのプロフィールアイコン「ジャケットでもないし、アウターという言葉も意味わからないけど、パンツでも、靴でもないしな…」

 

困り果ててしまったオヤジ。

オヤジのプロフィールアイコン「くそ~ここまできたのに、どうすればいいんだ。」

 

まだ3項目しか入力していないのにスマホを握り締めたまま、指の動きが止まるオヤジ。

今年初めての男の悔しさだろうか、思わず一粒の涙が頬を伝った。

もうこのままで終わりかもしれない。

そう思った、まさにその瞬間だった!

アパレルのプロフィールアイコン「ちょっと待ったー。」

 

どこからともなく得たいの知れない声が聞こえてきた。

オヤジのプロフィールアイコン「誰、誰、誰。」

 

一周振り向くオヤジ。

アパレルのプロフィールアイコン「何をそんなに悩んでいるんだ!」

 

なんと、そこに現れたのは、マスクをしている一人の男性。

オヤジのプロフィールアイコン「あなたは、誰ですか?」

 

と、突然の登場に驚きつつも、たずねるオヤジ。

アパレルのプロフィールアイコン「俺は、正義のヒーロー ファッション戦士アパレルだ!」

 

オヤジのプロフィールアイコン「ファッション戦士アパレル?」

 

クビを傾げるオヤジ。

アパレルのプロフィールアイコン「そう、世の中には、難しいファッション用語に悩まされている人が大勢いる。そんな人たちを助けるべく俺は世界中を飛び回っているんだ。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「そうなんだ~、ふ~ん」

 

と鼻をほじりながら聞いてるオヤジ。

アパレルのプロフィールアイコン「そうだ!で、君は一体何に困っているんだ。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「う~ん、実は、このシャツがどのカテゴリーに入るか悩んでいるんだ」

 

そう、言いつつ、汚いシャツと、ファッションカテゴリーが映し出されたスマホを見せるオヤジ。

アパレルのプロフィールアイコン「なるほど、どれどれ。」

 

手渡されたシャツとスマホの内容を確認するアパレル。

すると、一瞬で、

アパレルのプロフィールアイコン「そうか、君はこれに困っていたんだな。で、さっそくなんだか、今回は、トップスを選択しよう!」

 

アンサーを出すアパレル。

オヤジのプロフィールアイコン「え、え、え、トップスなんですか?」

 

と驚いたオヤジ。

アパレルのプロフィールアイコン「そうだ、君の持っているシャツはトップスだ。」

 

決めうちで教えてくれるアパレル。そこには一点の曇りもない様子。

オヤジのプロフィールアイコン「わかりました。トップスですね。」

 

と、恐る恐るトップスをタップすると次のページにあったのは、

「Tシャツ/カットソー(半袖/袖なし)」

「Tシャツ/カットソー(七分/長袖)」

と表示された。

オヤジのプロフィールアイコン「まじか!!ホントだ、トップスだ」

 

強烈に喜ぶ、オヤジ。

確かに、トップスをタップした後、「Tシャツ/カットソー(半袖/袖なし)」があったのでこれを選択すればいい。

オヤジは嬉しさのあまりすぐにタップしたが、ここで一瞬ふと我にかえった。

オヤジのプロフィールアイコン「あれ、じゃ~、そもそもトップスってなんなんだ。」

 

つい小言を言った瞬間、アパレルが、

アパレルのプロフィールアイコン「トップスとは、上半身に身にまとう全てのアイテムだよ!」

 

と力説。

オヤジのプロフィールアイコン「え、何ですって?」

 

息を呑むオヤジ。

アパレルのプロフィールアイコン「そうだ!上半身に身にまとう全てのアイテムのことをトップスというだ!」

 

繰り返すアパレル。

オヤジのプロフィールアイコン「なるほど、ということは、スーツ、Yシャツ、半袖、トレーナー、パーカー、セーター、長袖、甲冑とあらゆるものがトップスになってしまうんですね。」

知っている用語をただただ言うオヤジ。

Tシャツのイメージ例

甲冑のイメージ例
甲冑のイメージ例

 
アパレルのプロフィールアイコン「もちろん、そうだ!世間一般の解釈だと、
Tシャツ、
Yシャツ、
トレーナー、
パーカー、
かな、季節によってアイテムは変わるけど。」

甲冑という発言を無視して、優しく解説するアパレル。

アパレルのプロフィールアイコン「季節によって変わる代表選手といえば、タンクトップ。夏は1枚でトップスになるが、秋冬はさすがに寒いから、トップスとは言わずインナーという言葉に変身する。だからタンクトップはすごいんだ!」

2面性を持ったアイテムを紹介してくれたアパレル。

オヤジのプロフィールアイコン「なるほど、確かにこれと言い切れるものではなくて、状況によって変わりそうな洋服はありそうな気がします。」

 

と自分なりに考え始めたオヤジが、さらに続く。

オヤジのプロフィールアイコン「例えば、寝る時に着るパジャマは、寝巻きだけど、ついつい寝る前にポテトチップス食べたくなって、コンビニ行った場合は、そのまま外に出たことになるので、トップスになりますね。」

 

アパレルのプロフィールアイコン「う、う、うん、そ、そ、そうだね。」

 

渋々納得するアパレル。

オヤジのプロフィールアイコン「なるほど!トップスってそういう意味だったんだね、有難う。アパレル。これでもう悩まずに出品できるよ!」

 

アパレルのプロフィールアイコン「そうか、そうか、よかった。では、そろそろ私はこれで」

 

と、言葉を残し、地平線の彼方に消えていった、ファッション戦士アパレル。

その消え去り行く姿を眺めつつ手をふるオヤジ。

もう片方のオヤジの手には、バッテリー残量0で電源が切れてしまった中古のスマホ。

もう一度、最初から出品登録をしなくてはいけないと気づきブルーになるのは、この5分後のことであった。

次回、ファッション戦士アパレルは、誰を救うのだろうか?

難解なファッション用語で困っている人を助けるべく今日も世界を駆け巡る!

第一話完

【今週のファッション用語まとめ】

トップスとは
上半身に身にまとう全てのアイテム。具体例
スーツ、Yシャツ、半袖、トレーナー、パーカー、セーター、長袖とありとあらゆるもの。例外
季節によってトップスと呼ばれなくなるものもある。具体例
タンクトップ。夏は1枚でトップスだが、秋冬は、トップスとは言わずインナーになる。

【注意】
ファッション用語は学説、歴史などによる背景により、論理的かつ厳密な定義とは異なっている可能性がありますが、ここではアパレル業界で長年働いていた経験を元に独自の解説を行っております。

 

従って、日常、洋服を購入したり、着こなしたり、トークをしたりする分には、問題はないと考えておりますので、本エントリーをもとに、少しでも今後のファッションを楽しんでいただけたらと思います。

 

【解説してほしいファッション用語募集】

 

本ファッションマガジンは、解説してほしいファッション用語を募集しております。

 

なにかわからないファッション用語、解説してほしいファッション用語がありましたら、
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【次回予告】
今さら聞けないブルゾンとは?

(配信予定日は2017年6月17日)

 

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