第22話 今さら聞けないスボンとパンツの違いとは何ですか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

「てめぇ~どこ見てんだよ~。」

オヤジのプロフィールアイコン「ごめんなさい~。」

 

「ごめんなさいじゃ~すまないんだよ~何睨んでいるだよ。」

オヤジのプロフィールアイコン「ひゃ~~~。」

 

オヤジは山手線池袋方面行きの電車で酔っ払いに絡まれていた。

今日は、大学の同窓会、オヤジは卒業してから、ちょうど今年で10年がたち後輩から同窓会のお知らせがメールできた。

スマホでメールを確認すると内容はこうだった。

「2006年に高田馬場電機大学IT学部喜田川研究室を卒業なさった皆様へ

お疲れ様です。
2016年に高田馬場電機大学IT学部喜田川研究室を卒業致しました佐藤と申します。

さて、この度は標題の件で連絡致しました。
喜田川先生は2015年3月に御退官されましたが、喜田川先生や喜田川研究室の先輩、後輩、同期との繋がりを
今後も大切にしていきたいと考え、喜田川研究室同窓会を開催致します。

なお、喜田川先生の御参加も決定しています。

この機会に学生時代の思い出話に花を咲かせたり、
喜田川先生に御仕事や御家庭の悩みをご相談してみてはいかがでしょうか。

同窓会は当メール下部の要項で執り行いたいと考えています。

そこで、大変恐縮ですが同窓会への参加、不参加を
11月04日(土)までにメールにて、御返信お願い致します。

また、当メール下部に簡単なフォーマットを御用意させていただいたので、
必要に応じて、利用してくだされば幸いです。

どうぞ、同期の皆様方で声を掛け合い、奮って御参加いただければ幸いです。」

読み終えた後、オヤジは、さっそく添付ファイルを開き「出席」として返信した。

オヤジのプロフィールアイコン「そうか喜田川先生、退職されたのか~。」

 

オヤジは物思いに耽っていた。

まったく大学に行く気がなく嫌々ゼミを受講していたこと。

卒論のプレゼンをしても教授にまったく評価されなかったこと。

ゼミ合宿の時に、研究内容の発表をしても、何を伝えたいんだか全然わからないと叱咤されたこと。

今思うとまったくもって楽しくない記憶だが、卒業してから10年も立っており、その後、喜田川先生がどうなったのか気になったので久しぶりに行ってみようと思った。

そして、同窓会当日。

スマホのカレンダーアプリに登録してあったスケジュールのプッシュ通知が飛んできた。

プッシュ音を聞いたオヤジは、スマホを確認した。

オヤジのプロフィールアイコン「あ、そうだ、今日は同窓会だ。」

 

オヤジは、身支度をして、東武東上線で池袋まで行き、山手線で高田馬場まで向かった。

到着して南口を出るとオヤジは、

オヤジのプロフィールアイコン「相変わらず変わらないな~。」

 

と目の前に映し出された光景を見てそう呟いた。

そのまま大学に向かって歩いていると、当時、毎日、通っていた都立戸山公園を通りすぎ大学に到着した。

オヤジのプロフィールアイコン「会場はどこかな~。」

 

会場案内が記載されたメールをスマホで確認しながらオヤジは、会場へと向かった。

会場に着くと、「16年卒佐藤」と書かれたプレートをつけていた若者が入り口に立っていた。

オヤジのプロフィールアイコン「あ、あ、あの~佐藤さんですか?」

 

挙動不審にオヤジは訪ねる。

「はい!そうです。お名前頂けますか?」

オヤジのプロフィールアイコン「あ、あ、あ、はい。2006年3月卒のオヤジと申します。」

 

「ありがとうございます。確認いたしますので少々お待ちください。」

そういうと出席者名簿をざっと見て、

「ありました。本日は、遠いところからお越し頂きありがとうございます。」

「それでは、まずは会費を頂けますでしょうか?6000円となっております。」

オヤジのプロフィールアイコン「は、は、はい。6000円ですね。」

 

内心、

オヤジのプロフィールアイコン「たっけぇなぁ~。せめて5000円にしておけよ。」

 

と心の中で呟きながら、受付の佐藤に渡した。

お札を数えた後、佐藤は、

「確かに、6000円頂戴いたしました。それではこちらの名前が書かれたプレートをお付けください。」

そう佐藤から手渡されたのは、

「2006年3月卒 オヤジ」

と書かれたネームプレートだった。

受け取ったオヤジは、ぎこちなく、それをつけて、会場内に入った。

見渡してみると知ってそうな人や、全然知らない人など結構な数の人数が既に会場にいた。

オヤジは誰にも挨拶することなく、飲み物を提供しているバーカウンターに行きとりあえずビールを受け取った。

オヤジのプロフィールアイコン「うわ~結構、来てんな~。」

 

そんなことを思っていると背後から、

「よ、オヤジじゃ~ねぇ~か~。」

と声をかけられ振り返ってみると、

「喜田川先生!」

オヤジのプロフィールアイコン「オヤジ、元気かぁ~。」

 

オヤジの教授である喜田川先生は、笑顔を浮かべながら挨拶をしてきた。

あまりの突然に、オヤジは、

オヤジのプロフィールアイコン「え、え、まぁ~。」

 

と言いつつ、この10年間にあったことを喜田川先生に話した。

大学を卒業したものの相変わらずぐ~たら生活をしていること。

直近だと、同級生のカズマサと飲んだり、バーベキューをしたこと。

毎回、自分が困っている時に、ファッション戦士アパレルという人物が助けてくれること。

「そうか、お前も色々あるんだな~。」

と頷きながら喜田川先生は耳を傾けていた。

同窓会開始時刻になり、まずは、会のまとめ役である後輩の佐藤が挨拶をした。

「本日は、皆様、お集まりいただきありがとうございます。それでは、さっそく、喜田川先生のご挨拶を。」

そういうと、佐藤は、喜田川先生を呼んで、ステージに呼んだ。

「本日は、集まってくれてありがとう。去年、退官しましたが、こうして再びみんなと会うことができて大変嬉しいです。今後もこうして年に1回でもいいので集まりましょう。それでは乾杯。」

と乾杯を告げると、参加者が一斉に、

「乾杯」

と続いた。

同級生のカズマサが参加していなかったので、オヤジは、テーブルの上にあった料理をひたすら食べて終わりまで過ごした。

2時間ぐらい経っただろうか。そろそろという雰囲気を醸し出しながら佐藤が、

「宴もたけなわですが、会場のお時間が迫ってきましたので本日はこれにて一度、お開きとさせていただきます。」

というと、その後、喜田川先生と卒業生の集合写真を撮影し、会が終了となった。

オヤジは、大学を後にし、山手線で池袋に向かった。

お酒が入っていたので、何も考えずに、ぼーっとしていると、目白駅から乗ってきた酔っ払いが突然、

「てめぇ~どこ見てんだよ~。」

「おまえだよ、おまえ。貴様のことをさしているんだよ。」

と唐突にオヤジに絡んできた。

びびったオヤジは、ひたすら、

オヤジのプロフィールアイコン「ごめんなさい~。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「ごめんなさい~。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「ごめんなさい~。」

 

と連呼するが、その酔っ払いは、

「ごめんなさいじゃ~すまないんだよ~何睨んでいるだよ。」

と脅してくる。

オヤジは、泣きそうになりがらも謝り続けていると、その間に、山手線が池袋駅に到着した。

ドアが開き急いで逃げようとすると、酔っ払いがオヤジを突き倒した。

どうやら酔っ払いも池袋駅に降りるみたいだった。

オヤジは、

オヤジのプロフィールアイコン「なんとか逃げられたけど、痛いよ~。」

 

と足を見てみると、ズボンに若干の穴があった。

どうやらさっきの衝撃で空いてしまったようだ。

オヤジのプロフィールアイコン「そんな~今日はなんて日なんだろう。まさかこんな事になるなんて。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「ズボンに穴が開いてしまったよ。」

 

立ち上がって階段を下りるとアパレルショップがあった。

オヤジのプロフィールアイコン「そうだ、ついでにズボンでも買っていくか。」

 

そう思い店内に入ってズボンを探してみると、

「パンツ1足4980円」

と書かれた札がぶらさがっていた。

オヤジのプロフィールアイコン「あれ、待てよ、これ、ズボンじゃないのか?パンツって書いてあるぞ。」

 

不思議に思ってズボンを見ていると、突然、横から、

アパレルのプロフィールアイコン「よ、オヤジ!」

 

と声が聞こえた。

振り向いてみると、なんとそこには、

オヤジのプロフィールアイコン「ア、ア、ア、アパレルさんじゃ~ないっすか!」

 

アパレルのプロフィールアイコン「オヤジ、元気、どうしたの?なんか暗そうだよ。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「元気も何もないですよ。さっき酔っ払いに絡まれて、突き飛ばされてズボンに穴が開いちゃったんですよ。」

 

アパレルのプロフィールアイコン「え、まじ!それは大変だったな~。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「それで急遽、ズボンを買おうかなと思ってお店に入ったんですけど、なぜか、パンツと書かれているんです。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「教えてください。アパレルさん、ズボンとパンツって同じなんですか?パンツって下着のことをいうじゃないんですか?」

 

アパレルのプロフィールアイコン「おい、おい、おい。今日は、いつになく、攻めてくるねー。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「いいじゃ~ないですか?教えてくださいよ。」

 

アパレルのプロフィールアイコン「わかった教えてあげるよ。ズボンとパンツの違いをね。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「ありがとうございます。」

 

アパレルのプロフィールアイコン「スボンとパンツの違いとは履物としては一緒なんだけど、パンツほ英語で、諸説あるがズボンは、昔誰かがズボンと履けるみたいなことを言ったのがきっかけとなっているんだ。だから結論としては一緒さ。」

 

オヤジのプロフィールアイコン「なるほど、やっぱり同じでいいんですね。よかった安心しました。」

 

アパレルのプロフィールアイコン「わかればよろしい。」

 

そいうとファッション戦士アパレルは、横に置いてあったカラフルなマフラーを手に取りそのままレジに向かって会計を済ませに行った。

第22話 完

【今週のファッション用語まとめ】

スボンとパンツの違いとは何ですか?
履物としては一緒なんだけど、パンツほ英語で、諸説あるがズボンは、昔誰かが「ズボン」と履けるみたいなことを言ったのがきっかけと推察される。

【注意】
ファッション用語は学説、歴史などによる背景により、論理的かつ厳密な定義とは異なっている可能性がありますが、ここではアパレル業界で長年働いていた経験を元に独自の解説を行っております。

 

従って、日常、洋服を購入したり、着こなしたり、トークをしたりする分には、問題はないと考えておりますので、本エントリーをもとに、少しでも今後のファッションを楽しんでいただけたらと思います。

 

【解説してほしいファッション用語募集】
本ファッションマガジンは、解説してほしいファッション用語を募集しております。

 

なにかわからないファッション用語、解説してほしいファッション用語がありましたら、
本ブログのコメント
Twitter(@fashion_soldier)
Instagram(@fashion_soldier_apparel)
Facebook (ファッション戦士アパレル ページ)
にて募集お待ちしております。

 

第18話の今さら聞けないベストとは何ですか?を加筆、修正して、
the other story 第18話 今さら聞けないジレとは何ですか?
を配信する予定です。
(次回配信予定日は2017年11月25日を予定しております。)

あ、最後に、運営からのちょっとしたお願い!
本ブログは、ファッション戦士アパレルは、ブログ村主催のブログランキングに参加しております。

 

もし、もし、本記事がお役に立てたら下の画像のタップお願いいたします!
今後のアパレルの活動の糧になります。

 

にほんブログ村 ファッションブログへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*